カテゴリ: インフルエンザ

インフルエンザの予防 その2

手洗い・うがいに加えて、インフルエンザの予防のかなめとなるのが、ワクチン接種です。このワクチンは、処理をして死んでいるウィルスを使用するもので、不活化ワクチンと呼ばれます。原則として、13歳未満のかたは2~4週間あけて2回接種します。65歳以上のかたは、1回接種でも十分な免疫力を得ることができるといわれています。効果が現れるのは、接種後約2週間後で、その後約5か月間効果が持続すると考えられています。このため、流行が始まる前の11月頃が接種のおすすめの時期です。また毎年接種するほうが良いのも、効果が5か月で切れてしまうからです。65歳未満の健常者では、70~90%の発病予防効果があるというデータもあり、12月でも接種が遅いということはありません。合併症の併発や重症化を防ぐ意味でも、インフルエンザワクチンの接種はおすすめの方法です。費用は65歳未満のかたで自己負担3000~5000円程度です。(当院では3000円で行っています)65歳以上のかたは、高崎市の費用補助があり、1回限り1000円で接種を受けることができます。

中澤医院|高崎市の内科

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インフルエンザの予防その1

インフルエンザのウィルスは、一年中いるのですが、高温・多湿の状態では活動性が低く、そのため夏の間は、爆発的な流行は起こりません。気温が低くなり、乾燥してくる今の時期が、流行の時期に重なります。予防方法ですが、インフルエンザウィルスは、咳・くしゃみなどの飛沫を吸入して感染することが多いため、帰宅時の手洗い・うがいが基本となります。マスクは通常の使用では、ウィルスがすり抜けることもあり、感染予防には効果がうすいと考えられますが、湿った状態にしておくと、予防効果も期待できます。また室内を加湿することで、ウィルスの活動を抑えることも、予防となります。

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インフルエンザの診断

インフルエンザの診断は、現在、迅速診断キットを使う方法が一般的です。鼻の穴に綿棒を入れて検体をつくり、それをキットで測定する方法で、約10分で診断がつきます。しかし、従来のキットでは、発症してすぐは判断がつきにくく、翌日に再検査をする必要がありました。最近は、検体に処置を施すことで、感染早期でも診断可能な機器があり、当院はこれを導入しています。10~15分で、これまで判定困難だったものが、確定診断できます。

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インフルエンザの季節になりました

11月に入り気温も下がり、そろそろ皆様の中にも、インフルエンザにかかったとか、予防接種を受けた、という方がおいでになると思います。そこでインフルエンザについてのお話を書いてみたいと思います。インフルエンザとは、インフルエンザウィルスの感染によって引き起こされる、主に呼吸器に症状が出現する感染症です。通常の「感冒」と症状が似ているため、日本語では「流行性感冒」ということもありますが、実は全身性の疾患です。特徴的な症状としては、①急な発熱(しばしば38℃以上)②関節痛、筋肉痛、倦怠感等③鼻水、咳、のどの痛みがあげられます。①の発熱は必ず38℃以上というわけではなく、それ以下でもインフルエンザの場合もありますので、注意が必要です。また、インフルエンザは高齢者、幼児、肺や心臓に持病がある方は重症化することがあることが知られています。

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肺炎球菌ワクチンについて

肺炎球菌ワクチン接種実施しています。お電話等でご予約ください。

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