薬のこと その3

最初に、明らかに薬をずっと続ける必要のないケースは、急性の感染症です。いわゆる風邪やインフルエンザ、急性の胃腸炎(食あたり、ノロ・ロタウィルス感染症・O157感染症・他)などがあげられます。これらに対する薬は原因であるウィルスや細菌を殺す薬や、それらの病原菌が引き起こす、各種の症状を緩和するための薬ですので、体内にその原因がなくなり、症状がなくなれば、続ける必要は全くありません。それでは、生活習慣病といわれる、病気の薬についてはどうでしょうか?これは、高血圧症・糖尿病・高脂血症といった病気が、どのような原因で引き起こされるか、考える必要があります。あとは次回に。

中澤医院|高崎市の内科

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