煙草と癌の話

まず有名どころとして必ず出てくるのが煙草と癌の関係。特に肺癌は煙草の害と切っても切れないと思われれます。さらに煙が直接触れる場所である喉頭(のどの入り口の気管側)や口腔・咽頭(食道の入り口)の癌は喫煙者では確率が跳ね上がるというデータがあります。さらには食道・胃・肝臓・膵臓・膀胱といった直接煙草の煙が触れないところでも増加の傾向があるとのことです。

対する擁護派であるが、これは統計のごまかしである。とか煙草以外の発癌因子が除去できていないといった論が目立ちますがどうも旗色が悪いようです。煙草の成分だけではがん細胞は活性化しないといった意見もあるようですが、たとえ他の因子が絡んだとしても煙草が癌の増加に何か関係があるのは間違いないでしょう。

中澤医院|高崎市の内科

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