医療情報の氾濫に思うこと その2 テレビの情報はあてになるか

テレビの健康情報番組は以前から視聴率の良いコンテンツとして国営、民放を問わず、多く放送されています。もちろん、ちゃんとした取材を行い、まじめに作られたものもあるのですが、残念ながら雑誌と同じように「結論ありき」で作られているものもあるのが事実です。特にバラエティ仕立てのものは視聴率を取るのが目的ですので、特殊な病態や珍しい状態を大げさに取り上げることが多く、注意が必要です。ここ数年でも、いくつかの番組が歪曲、ねつ造騒動を起こしています。テレビの医療情報を見る場合は「そんなことがあるのか」程度で流すほうがよいかもしれません。

中澤医院|高崎市の内科

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