ヒートショックの話4

ヒートショックは体全体が露出する、入浴時に多く発生します。特に冬場暖房をしていないっ脱衣所や浴室では、気温が10℃以下になることも珍しくなく、脱衣所で服を脱ぐと体表面の温度が急に下がり、結果として血圧が急上昇します。その状態で熱いお湯につかると今度は血管が拡張して、血圧が急降下します。このような血圧の乱高下がヒートショックの本質であり、心筋梗塞・脳卒中・失神といった状態を引き起こすのです。

中澤医院|高崎市の内科

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