インフルエンザのウィルスは、一年中いるのですが、高温・多湿の状態では活動性が低く、そのため夏の間は、爆発的な流行は起こりません。気温が低くなり、乾燥してくる今の時期が、流行の時期に重なります。予防方法ですが、インフルエンザウィルスは、咳・くしゃみなどの飛沫を吸入して感染することが多いため、帰宅時の手洗い・うがいが基本となります。マスクは通常の使用では、ウィルスがすり抜けることもあり、感染予防には効果がうすいと考えられますが、湿った状態にしておくと、予防効果も期待できます。また室内を加湿することで、ウィルスの活動を抑えることも、予防となります。